くろさわの勉強机

読んだ本の要約や勉強したお金の知識を記録していきます。

2020年本屋大賞ノミネート作!「むかしむかしあるところに死体がりました」感想レビュー!昔話×ミステリー!?

こんにちは、くろさわです。

 

今日、紹介したい本は

 

青柳碧人さん著

「むかしむかしあるところに、死体がありました」

 

 

2020年の本屋大賞にノミネートされた作品です。

 

 

内容紹介

この作品は一言でいうと「昔話×ミステリー」。

誰もが知る昔話が、本格ミステリーに生まれ変わってます。

 

具体的には、

 

  • 一寸法師
  • 花咲かじいさん
  • 鶴の恩返し
  • 浦島太郎
  • 桃太郎

 

これらの作品がアレンジされ登場しています。

 

一寸法師

一寸法師が鬼から助けた姫と結ばれようとするさなか、右大臣の血を引き、姫と結婚しる資格を持つ冬吉が現れますが、何者かに殺害されてします。その容疑者はなんと、一寸法師。しかし、冬吉が殺害された時刻は、一寸法師が鬼の腹の中で暴れている時。犯人は本当に一寸法師なのか?だとしたら、どうやって犯行に及んだのか?

 

花咲かじいさん

頭の良い白い犬が見たのは、真冬だというのに花を咲かせる花咲かじいさん。

とても優しい花咲かじいさんは、自分を、じろ、と名付け世話をしてくれます。しかし、その数日後、花咲かじいさんは、何者かに後頭部を殴られ殺されていました。

残されたヒントをもとに、賢い犬、じろが事件解決のために奔走します。

驚きのラストに人間不信に陥るかもしれません。ご注意を・・・。

 

鶴の恩返し

庄屋からの借金に苦しんだ末、殺してしまった弥兵衛。

その晩、大雪の中、若い女性、つうが尋ねてきます。

「一晩、泊めていただけませんか?その恩返しに、機織りをさせてください」

つうが作った反物は高く売れると分かると、次第に弥兵衛はつうに無理やり機織りをさせるようになりました。反物を売ったお金でお酒を買い、酔うと暴力をふるうようになりました。

つうは、憎しみを募らせ恨みを晴らすために、計画を立てます・・・。

 

浦島太郎

浜辺で子どもたちにいじめられていた亀を助けた太郎は竜宮城に案内されます。

そこでは、とても美しく住人たちは仲良く暮らし、夢のような世界でした。

しかし、そんな竜宮城で密室殺人が起きてしまいました。

太郎が解決に導きますが、それは正しい推理だったのか?

犯人と犯行の手段とは?

全てが分かった時にはもう・・・。

 

桃太郎

むかむかし、桃太郎にに退治された鬼の子孫が暮らす、絶海の鬼ヶ島。

そんなある日、一頭の鬼が何者かに殺されていました。

それをきっかけに次々に殺されていく鬼たち。

ある者は、キジのくちばしで刺殺され、ある者は、猿に引っかかれ、またある者は、犬にかみ殺されていました。

むかしむかし、鬼たちを退治した桃太郎が現れたのか?

それとも内部の犯行なのか?

連続殺人(殺鬼?)の犯人は!?

鬼たちは生き残れるのか!?

 

といった内容です。

 

それぞれが独立した作品です。

1冊で5作品も楽しめちゃうのもお得感がありますね!

 

感想

一気読みしてしまうほど、面白かったです!

あれっ、こんな話だったっけ!?とか、昔話のその後はこんな風だったのか、など妄想が膨らみました。ものすごくワクワクもしました。こんな作品、久しぶりに読みました!

全く先が読めない展開でぐいぐい物語に引き込まれます。

特に、浦島太郎編では衝撃のラストに、2日ぐらいメンタルやられてました(笑)

うわぁ、つらい・・ってなってました(すぐ感情移入しちゃう)

お気に入りは、鬼ヶ島のストーリーです。

姿が見えない桃太郎を恐れ、翻弄される鬼たちの恐怖がありありと書かれていて、私もつい怖くなりました。驚きの犯人には、思わず「えっっ!」と声を上げてしまったほどです。(一人でよかった)

 

2020年の本屋大賞にもノミネートされている話題作です。

まだ読んでいない方は是非読んでみてください!

余りの1が世界のバランスをとることもある・・・小林賢太郎著「うるうのもり」の感想

くろさわです。

 

先日購入した小林賢太郎著「うるうのもり」を読了しました。

 

その紹介をしたいと思います。

 

小林賢太郎とは

本の説明に入る前に、著者の紹介をします。

 

小林賢太郎

1973年4月17日生まれ 神奈川県出身 多摩美術大学

舞台、映像など、エンターテインメント作品の企画、脚本、演出。

小説、絵本、漫画などの執筆。

 ラーメンズでの相方は、今俳優でも活動している片桐仁さんです。

 

1998年にラーメンズとしてデビューし、その後は演劇プロジェクトやソロ活動など幅広い活動をされていた方です。

パントマイム、マジック、イラスト、映像を駆使したパフォーマンスが特徴で、海外公演も行っています。

2020年にパフォーマーとしては引退されました。

 

小林賢太郎さんの公式サイト

 

www.studiocontena.jp

 

 

「うるうのもり」のあらすじ

 

転校してきた少年は、先生にこう言われます。

「あの森には行ってはいけません。うるう というおばけがでますから

うるう うるう とないてるおばけがでますから」

 

少年はそんな先生の忠告を聞かず、好奇心で、行ってはいけない森に入ってしまいます。

そこで出会ったのは、ぼろぼろの恰好をした男性でした。

少年は男性のことを、うるうというお化けだと思い、うるうと呼ぶようになります。

うるうは椅子や机、台所など様々なものを作り、森に住んでいるようでした。

そこで少年は、スケッチブックに描かれたたくさんに人の絵を見つけます。

なぜこんなに描いているのか尋ねると、

 

「余りの1じゃないことを確かめたかった」

と答えます。

 

そして、うるうの誕生日は2月29日だと知ります。

少年も同じ誕生日で、友達になって誕生日会をしようと提案しますが、うるうは友達にはならない、友達はつくらない、と断られてします。

 

一体なぜ、友達になってくれないのか。

なぜ、人と関わらず、森の奥に一人で住んでいるのか。

 

うるうはその理由を語り始めます・・・。

 

感想

うるうのもりは、うるう年のうるう日である2月29日がテーマの絵本です。

小林賢太郎さんの演劇作品「うるう」がもとになり、絵本になったそうです。

 

小林賢太郎さんの少し不気味で繊細なイラストと相まって、寂しさとほんのり暖かさを感じさせるストーリーです。

 

4年に1度しかない、うるう日。

365日から仲間はずれの2月29日。

そんな余り1の日に生まれたうるうは、いつもひとりぼっちでした。

 

「”余り1”が世界のバランスをとることもある。

うるう年のうるう日のように」

 

無理やり自分を納得させているような言葉に胸を打たれます。

 

二人三脚は誰とも結べず、ただのかけっこ。

騎馬戦は誰とも組めず、ただの馬戦。

糸電話は誰とも繋がりません。

 

「いつも私ひとりの分だけ足りない。私ひとりだけ余る」

 

うるうはいつもひとりぼっちのようでした。

 

しかし、このひとりぼっちには理由がありました。

2月29日生まれという理由だけではありません。

その理由はうるうの口から語られますが、これには驚きました。

 

と、同時に、これって誰でも思いつくアイデアだな、とも感じました。

しかし、私が小林賢太郎さんを尊敬する理由は

 

「誰でも思いつくことを、深堀りして作品として形にする」ということをなさっているからです。

 

誰でも思いつくからこそ、みんながスルーしてしまうことに目を向ける。

すると、こんなに美しくて、面白い作品が出来るんだ、と感じました。

 

この記事を読んでうるうの秘密を知りたくなった方、

小林賢太郎さんの演劇作品しかご覧になったことがない方、

小林賢太郎さんのイラストを舐めまわすように見たい方、

 

そんな方におすすめの作品です。

ちなみに、私はイラストを舐めまわすように眺めました。

 

短めのお話なので、短時間ですらっと読めます。

「絵本って子どもが読むものでしょ?」なんて思わず、大人の方も是非。

というか、大人の方に是非。

 

うるうのもり

 

うるうのもり 紹介動画


絵本「うるうのもり」PR Movie

 

 

小林賢太郎さんほかにもうるうがテーマの舞台作品を手掛けています。

今回の絵本とはストーリーが全く違いますが、小林賢太郎さんの公式YouTubeにアップされているので気になる方はぜひご覧ください。

 

「うるうびと」


Potsunen『 THE SPOT 』Chapter8「 うるうびと 」

本1万円分、爆買い!!!

こんばんは、くろさわです。

 

くろさわ、本を買う

 

先日、楽天ブックスで本をなんと・・・

 

1万円、購入しました!!!

 

本の爆買いは夢だったのでうれしい!

 

 

でも一つ不満だったことが。

 

1万円分の本がまとめてドサッと届くのかなって思っていたんです。

めちゃめちゃワクワクして、注文したんです。

 

そしたら、

 

「別々の倉庫にあるので、複数に分けて発送します」

 

・・・と。

 

えー・・・。

まあ、仕方ないです。

でも、大体はまとめて届きました。

わーい!

 

今日はやっとメーカー取り寄せだった本が届いたので買った本を紹介しようかな、と。

 

購入した本の紹介!

 

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全8冊!

 

以外と少ないのは、絵本を3冊も買ってしまったせいです。

(絵本って結構高いのね・・・)

 

えんとつ町のプペル」を描いた西野亮廣さんの作品2冊と、大好きな小林賢太郎さんの作品。

 絵本の魅力は、インテリアにもなるってことですよね!

近いうちに部屋に絵本を飾ろうと企んでいます。

 

東大読書や魔法のコンパスは、勉強のために。

その他はYouTubeの紹介動画がレビューをみて、面白そうだと思って買いました。

 

これからは休日は本の虫になろうと思います。

読み終わったら、レビューや解説を投稿しようと考えています。

 

お楽しみに!

 

東大読書

 

 むかしむかし死体がありました

 

新・魔法のコンパス


不愉快なことには理由がある


最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常


オルゴールワールド


Dr.インクの星空キネマ


うるうのもり

人生って難しい

くろさわです。

 

今日は私の中で、荒ぶる「焦り」と「不安」のお話です。

私のひとりごとに耳をそばだててくださいましたら、ぜひ。

 

私は昨年の4月、就職をしました。

新卒1年目です。

 

就職して以来、ずっと焦りのような感情と、不安みたいなモヤモヤがありました。

いや、よく考えたら進学するために、一人暮らしを始めた19歳の時からかもしれません。

なんとなく「大人にならなきゃ」という思いに馳せられる時が多々ありました。

いろんな本を読んで、大人になるためのヒントを得ようとしましたが、どの言葉もしっくりこなくて。いつの間にか、知らんぷりをするようになっていました。

 

就職して、その感情がまた目を覚ましました。

その荒ぶる感情たちが、好き勝手に転職だの、仕事辞めてしまえだの、囁いてきます。

感情で思い切った行動をとるのは良くないと理性が叫んでいたので、感情に従うのは辞めました。

しかし、この状態よくないなぁと思い、長年放置してきた、この頑固な汚れと向き合うことにしました。

 

 

いっぱい考えて、こんな気持ちにさせる原因を探りました。

そしてやっと、その「焦り」と「不安」の正体をついに暴くことに成功しました。

なせ、それほどまでに焦るのか、不安を感じるのか。

”迷”探偵くろさわの名推理をご覧あれ。

 

その正体とはズバリ、

 

「今の自分は、幼い頃の自分に胸を張れるか」

 

でした。

 

「もし目の前に幼い頃の自分が現れて、キラキラした目で『おとな、たのしい?』って聞かれたら、『楽しいよ』って言えない。『こんな大人になっちゃってごめんよう』って逃げ出したくなっちゃうなぁ」

という、幼い自分への後ろめたさ、情けなさ。悔しさ。

 

こんな思いが、私の胸の奥深くに渦巻いていました。

 

ああ、これだったのか。

 

私は無意識に、これらの言葉を繰り返し自問自答していたようです。

全く、気が付かないなんて、とんだウッカリさんです。ウッカリどころじゃないです。

 

つまり、私の脳内では、日々こんな思考回路が働いていたようです。

 

①「今の自分は、幼い頃の自分に胸を張れるか」

   ↓

②「否!できない!!」(現在の自分の全否定)

   ↓

③「早く胸を張れるように(大人に)ならなきゃ!」

   ↓

④何をしたら良いか分からない

   ↓

⑤何も行動出来ていない自分に自己嫌悪

   ↓

⑥①に戻る

 

 

とまぁ、こんな感じ。

こうやってみると、本当に酷い悪循環。

要は、今の自分を好きになれずにいたんです。

理想が高すぎるが故に。

理想を求めすぎるが故に。

 

まずは、こんな自分もなかなかいいじゃん、って認めてあげたいです。

だから、こんな悪循環思考回路は爆破してしまいましょう。

 

そうですね、爆破するために、まずは、好きなことを数えてみようと思います。

あとは、ここで思いのたけを叫んでみるとか。

くろさわの「ひとりごと」ではなく「はきだめ」になりそう。

 

それでも、やっぱり叶えたい理想はあるので、叶えられるように勉強を続けていきたいです。

 

本当に人生って難しい。

 

まだまだ、悩みにうなされる夜は続きそうですが、そんな夜は星を数えながら、一緒にホットミルクでも飲みましょう。

 

ひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございます。

おやすみなさい。良い夢を。